この記事を読むとわかること
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投資をする全ての世代の方におすすめ
NISAが若い人向けだという意見を聞くことがありますが、それは誤解です。実際は、どんな年齢の人にとってもNISAは有用な制度です。
非課税投資の選択肢としてiDeCoもありますが、こちらは原則60歳までの人しか加入できない年齢制限があります。一方で、NISAには成人であればそうした年齢制限はありません。つまり、どんな年齢で始めてもNISAを利用することにはメリットがあるのです。
1年しか投資しなくたってNISAを使いたい
NISAは2014年にスタートした制度で、すでに10年以上の歴史があります。そのため「始めるにはもう遅いかな」と思う人もいるかもしれませんが、2024年からのNISAは制度が恒久化されたため今からでも遅すぎるということはありません。たとえ1年しか投資しない場合でも、NISAを利用した方が良いでしょう。なぜならばNISAの大きなメリットは、得られるリターンが非課税であるためです。これは投資をいつ始めたかではなく、投資によって得られるリターンがあるか否かにのみ関係します。
NISAはいつから始めても遅くありません。
その投資、本当にNISAではできない?
NISAでは投資対象に一定の制限があります。そのため、NISAで扱えない投資商品を検討する人もいるでしょう。しかし、そのNISAで扱えない投資商品(もしくは類似した収益を生む投資商品)、本当にNISAで利用出来ないのかをもう一度確認する価値はあります。
世の中の投資商品は互いに影響し合っており、完全に無関係な投資商品はほとんどありません。
一見、NISAで投資できないような商品があったとしても、それと同様の値動きを持つ別の投資商品をNISAで購入することが可能であるケースがある場合があります。
たとえば、不動産投資です。NISAでは実物不動産への投資はできませんが、不動産投資信託(REIT)などを通じて証券化された不動産への投資は可能です。また、仮想通貨に関しても、仮想通貨市場と連動性の高い株式銘柄も存在します。
NISAを利用して、これらの代替手段で投資することを検討してみる価値は大いにあります。非課税というメリットは非常に重要で、代替が効かないものです。